Wednesday, March 18, 2009

父の病気 そしてさようなら父さん

皆さん!大変ご無沙汰しております。ブログの更新がしばらくできませんで、ご心配して下さいました皆様、本当にありがとうございます。
実は、父が 肺線維症という難病に数年前からかかり、その後酸素のタンクを背負いながらの生活をしていたのですが、先月肺炎がこじれて、入院、今も一生懸命病院で戦っ ているところです。父の病気を通して、本当に周りの皆様からの応援のありがたみ、そして家族の絆というものを再度実感しています。
Hi everybody, we are sorry we did not update our blog for a while. Some of you already know but my dad found that he has pulmonary fibrosis a couple of years ago. Last month, he had a cold and it caused pneumonia which could kill him . He is still in a hospital in Tokyo fighting against the illness . Lots of people are supporting him and us, thanks! 野沢温泉村の中に、湯澤神社がありますが、雪が積もるとなお素敵。
There is a shrine in Nozawa called Yuzawa Shrine. It looks great with snow!
父の病気がよくなります様にと折った千羽の鶴をもってお参りに。We went to pray with our 1000 birds for my dad.
この横には延命地蔵さんがいるので、こちらにも。この千羽鶴を降り終わった瞬間、母から連絡がありました。父の点滴がとれることになり、リハビリも始めるとか。そして、その後この神社にお参りに来たその後すぐ、また母から連絡があり、予定よりも早くリハビリを始める事になったとか。父さん、早く家に帰れる事を信じてるよ。がんばってね。
There is a stone stature of Jizo for long life. We visited them and prayed. Right after I finished the 1000 birds my mom called saying that my dad will start rehabilitation and he can finish his drops soon. And after we visited the Jizo, my mom called me again saying that he can start rehabilitation bit earlier! I really hope that my dad can come home as soon as possible!

2009年3月28日
肺炎と肺線維症で苦しんだこの数年間と
入院の日々50日あまり。本当に頑張ってくれました。
父さん、ありがとう。という言葉をみんなで必死に言った。
結婚式が目前に迫り、不安になってゆく毎日。
とうとうウェディングドレス姿をリハーサルだと言って
見せようと、母と駆け付けた病院。
その道の途中、看護婦さんからの電話で
父の酸素濃度が非常に下がっているとのことで
あせりはつのる。
新お茶の水の駅のエスカレーターを駆け上がる母と自分。
電車が遅れを出していてタクシーに飛び乗る。
まさかこの日に、、、、と現実に起こっていることが
何が何だか分らなかったけど、必死に走った。
病室について父さんを呼んだ。
急いでドレスを着て父さんと叫んだ。
父さんは最後の一瞬、目を見開いて私達を見てくれた。
看護婦さんにまだお父さんは聞こえますと言われ、
結婚式に読むはずだった両親へのお手紙を必死に読んだ。
父さんの顔には最後の涙が現れた。
看護婦さんが、私が手紙を読んでいたその時間、
心拍数がぐっと上がったと言っていた。
父さん、聞いてくれたんだね。本当にありがとう。
お気に入りの看護婦さんの裕子さんが、最後の晩、
父とずっと話をしてくれていた。
家族の話を裕子さんにずっと話していたみたい。
それに、この日の病室での父さんとの結婚式のお祝いを
計画してくれていた。
ピンクが好きなわたしのためにピンクの花束を用意して
酸素マスクは恥ずかしいからと言っておしゃれなバンダナで
隠すために用意をしてくれた。
フラワーシャワーまで。ウェディングソング集のCDと。
ちょっと時間が足りなかったね父さん。
でも私は父さんがここまで頑張ってくれたから
それだけで十分幸せです。病室でウェディングドレス姿って
お別れの瞬間にウェディング姿って
なかなかでけへんもんな。人と違うことするの好きな
私にはぴったりやわ。最高やで。やっぱり父さんやな!

もう、苦しむことなく、安らかに眠ってください。
そして、通夜、葬式を無事に終え、
たくさんの方々に見守られ、父は空をとびだった。
生前父さんは私の友達と母さんの料理を囲んで飲んで
冗談いいながら楽しむのが好きだった。
その友達たちも通夜、葬式に参列してくれて。
本当に父さん、喜んだとおもう。ありがとう。
心配してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
リーダーシップのあった父さんは一足先に先の世界を見に行って
くれたんだ。

さあ、これから結婚式の準備の最後の追い込み。
父さんは天国から見ててくれるから、最高の結婚式にしないとね!
ありがと父さん!

5月2日
父さんが亡くなってちょうど5週間がたつ。
その間通夜、葬式そして結婚パーティー、外国からの友達や家族と日本1週間の旅。
そして納骨の儀式を終え、ようやく実家へ戻ってきた。
色々な事がこんなにも凝縮して起こるものかと半ば本当に戸惑った。
でも、私にはみんながいた。支えてくれるみんなが。
父さんとのお別れは涙が足りないほど泣いた。
でも父さんのおかげでいっぱい笑った事を思い出した。
そしたらもう泣かなくても大丈夫になった。笑えるようになった。
これからも前を向いて歩いていこう。と父さんに誓った。

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